若貴時代のようにもう一度相撲を盛り上げよう

鳳谷五郎は大正時代の大相撲の人気を支えた名力士

力士像

鳳谷五郎は、明治末期に入門してから大正時代にかけて活躍した横綱で、大相撲の名力士の一人としても数えられています。 入門当時の体重は60kgにも満たなかったため、入門規定に達するまでに、4度の検査を受けたことが逸話として残っています。

明治42年には初入幕をして、上位力士と取り組みを行えるようになりました。 近代的になった両国国技館においても活躍し、大正2年には大関に昇進しています。

さらに、大正4年には横綱に昇進して、大相撲の歴史に残る活躍を見せてくれました。 ファンからは「ケンケン」と呼ばれる掛投げを武器にして、体重のハンデを見事に克服した名力士であり、大相撲の醍醐味を広く浸透させたことも功績です。 鳳谷五郎はハンサムな顔立ちであったために、実力に加えて人気も両立していました。 横綱昇進についても、大変な人気に押される形で、相撲協会が周囲の反対を押し切る形で決定させてしまったことも逸話として残りました。